東洋薬行

企業理念

高品質性の追求

原料へのこだわりこそ漢方の礎

地道薬材

「地道」とは、大地にそなわる道理の意。
自然の理(ことわり)を理解し、自然の恵みを力とした原料・生薬こそ漢方薬材の在るべき姿として捉えた、さらなる漢方医療の普及と発展を目指す弊社の原点となる漢方思想です。
また漢方薬となる薬物の生長と育成には、有効成分の含有量や薬効に関係する適切な自然環境・地域環境が大きな要素となり、品質および産出量とも密接に関わっています。
これらの要素を含め、特定の自然環境で産出される品質が優れた生薬を「地道薬材」と称し、品質と治療効果の高さが伝統的に公認されています。

有効性の追求

最大限の効果を求めて

修治

「修治」とは、料理の下ごしらえに相当する言葉で、原料を適切に加工することにより、薬効を高めたり副作用を軽減させるなど、漢方薬の効果を最大限に引き出すことです。
生薬とは原料を採集し、洗浄後に乾燥したものを指します。
日本では生薬を混合・煎じて漢方薬としますが、中国では生薬を修治したものを飲片と称し、飲片を混合・煎じたものを漢方薬とします。

安全性の追求

検査・品質管理の徹底

規格

「規格」とは、効能や安全性が安定した漢方製剤を提供するために、東洋薬行が原典に忠実な生薬を使用した製剤に、自社レベルの品質規格を定めたものです。
規格の設定に当たっては、実際に内服する使用者の立場から設定値を創出し、規格チェックが的確かつ迅速に実施できるよう、独自の判定システムを確立しています。
※エキス製剤中のエキス分含量を測定する場合、一般的には賦形剤に比重の高い乳糖が使用されますが、東洋薬行ではデンプンを使用することで、より確実な含量数値測定をしています。

試験

「試験」とは、官能的・理化学的に二分され、官能的試験は生薬のもつ独自の味、薫り、煎じ後の色合いなどで品質を管理します。
人の五感による検査ですから専門家としての能力が必要とされ、品質評価で最も大切なものとされています。
この後で理化学的試験を施すことが管理の理想的なシステムです。
東洋薬行は、官能的試験と理化学的試験を両立することで、常に高品質な漢方製剤を供給しています。

安定供給体制

流通ルート・製造工程の確立

安定供給体制

健康は人が生まれてより求めた法則であり、自然に学び生活を改善する“自然との共存共栄”が漢方薬の根元です。
この思想に基づき経験を積み重ねることで漢方薬学は、現代に至るまでの長い歴史の中で形成されてきました。
東洋薬行は、真空濃縮装置や噴霧乾燥装置などの先端機器を備える台湾屈指の勝昌製薬廠股份有限公司、および明通化学製薬股份有限公司との流通提携を構築。
生薬を適切な時期に採集し、良好な状態で保存することによって薬性・薬効を高めるなど、つねに品質の優れた漢方薬剤の安定供給を目指して、流通ルートの確立を推進しています。

医薬品知識の向上

情報提供を促すMR活動

医薬品知識の向上

医療に対する患者の意識の高まりに伴い、医薬品についての説明を医療関係者に求めるケースが多くなり、製薬企業によるきめ細かい医薬品情報の提供がより必要とされています。
これらのニーズに対応する医薬品情報の提供・収集・伝達は、医薬品を供給する製薬企業の社会的使命であることをふまえ、東洋薬行では、その業務の主な担い手となるMR(Medical Representative:医薬情報担当者)を擁して、医療担当者に面接のうえ、医薬品の品質・有効性及び安全性などに関する情報の提供・収集・伝達を行っています。

透明性ガイドライン

株式会社東洋薬行と医療機関等の関係の透明性に関する指針

株式会社東洋薬行は、医療用機関並びに医療関係者の皆様のご協力をいただき、企業活動と医療機関等の関係の透明性・信頼性に努めます。

株式会社東洋薬行と医療機関等の関係の透明性に関する指針PDF

医療機関等の関係の透明性に関する指針に基づく資金提供に関する公開情報PDF